このレッスンでは、広告マネージャで新規オーディエンス、カスタムオーディエンス、類似オーディエンスを作成する方法を説明します。
- 価格設定が適切で質のよい料理
- ワインの豊富な選択肢
このレッスンでは、広告マネージャで新規オーディエンス、カスタムオーディエンス、類似オーディエンスを作成する方法を説明します。
これまでに学んだとおり、Meta広告マネージャを使用して、特定の特徴に基づいて新規顧客を見つけたり、ビジネスをすでに知っている人や既存の顧客に似た新規オーディエンスにリーチしたりできます。
新規オーディエンスは、広告マネージャの広告セットにおけるデフォルトのオーディエンスです。新規オーディエンスを設定するには、地域、利用者層データ、興味・関心、行動、つながりなどの特徴を選択します。
TahrrishaがLittle Lemonのオーディエンスのうち「多忙なビジネスパーソン」と名付けたオーディエンスをどのように設定したかを見てみましょう。*
46~55歳
既婚の男女
世帯年収15万米ドル以上
ビジネスパーソン
シカゴ市内または周辺に居住
ワインを飲む
イタリア料理を食べる
普段からモバイルアプリでデリバリーやテイクアウトを注文している
*注: Little LemonはMetaクリエイティブショップが創作した架空のビジネスです。実在のビジネスが制作したコンテンツと何らかの類似があったとしても、それは意図したものではありません。
Tahrrishaは、こうした情報を利用して広告マネージャで新規オーディエンスを作成しました。
オーディエンスは広告セットレベルで作成します。
イリノイ州、シカゴ
46~55歳
すべての性別
地中海料理に興味あり
オーディエンス設定のスケールは、オーディエンスについて追加した特徴に基づいて、オーディエンスが狭すぎたり広すぎたりしていないかを示します。スケールの緑色の範囲内にオーディエンスが収まっているのが理想的です。
これは、広告の表示対象となっているオーディエンスの規模を推定した値です。広告主が選択したターゲット設定条件と広告配置に基づいています。
新規オーディエンスを使うと、広告をセグメント化し、広告に対してアクションを起こす可能性の高い人にリーチできます。ターゲット設定を絞り込むために、複数のオーディエンスをテストし新しいインサイトを得ることもできます。次に、カスタムオーディエンスについて説明します。
カスタムオーディエンスでは、ビジネスに関心を示したことのある人にリーチできます。カスタムオーディエンスはさまざまな情報源を利用して作成できます。
Little Lemonで働き始めたばかりの新しいパティシエを知ってもらうため、Tahrrishaは新しいメニューを取り上げた動画キャンペーンを実施しました。これをフォローアップするため、新しい広告キャンペーンを作成し、動画広告を見た人に向けて食事とデザートの特別割引の宣伝を配信したいと考えています。
Tahrrishaは広告マネージャで、動画を10秒以上再生した人のカスタムオーディエンスを作成することにしました。
[新しいオーディエンスを作成]を選択します。次に[新規作成]を選択すると、ドロップダウンメニューが開きます。ドロップダウンメニューで[カスタムオーディエンス]を選択します。
次に、カスタムオーディエンスのソースを選択します。Tahrrishaはここで、[動画]をソースとして選択します。
Tahrrishaは動画をソースとして使おうとしているため、動画ソースに関する追加情報を入力する必要があります。
このページの内容は選択したソースに応じて異なります。
最後に、オーディエンス名と説明(任意)を入力します。これで、Little Lemonの動画広告を見た人を広告のターゲットに設定し、ウェブサイトへのアクセスと食事やデザートの割引での注文を促せるようになりました。
カスタムオーディエンスは、ビジネスがすでに交流したことのある人とコミュニケーションを継続するのに効果的な方法です。次は、類似オーディエンスを使って新たなグループにリーチする方法を説明します。
類似オーディエンスでは、既存の顧客と似た特徴を持つ人に新たにリーチできます。類似オーディエンスは、広告への反応が見込めそうな人と効果的につながることができる方法です。
類似オーディエンスを作成する際の始めのほうの手順は、カスタムオーディエンスを作成する際と同じです。[新規作成]を選択し、ドロップダウンメニューから[類似オーディエンス]を選択します。
すでに説明したとおり、類似オーディエンス作成の起点となるのはソースオーディエンスです。Metaのテクノロジーはソースオーディエンスを使って、そこに含まれる人に共通する特徴(例えば利用者層データや興味・関心)を割り出し、それに類似する人を探します。
Tahrrishaがどのように類似オーディエンスを作成し、Little Lemonのデリバリーサービスを利用する可能性の高い人にリーチして、店のウェブサイトをまだ利用したことのない高価値の新規顧客を引きつけているかを見てみましょう。
選択するソースを基にして、似た特徴を持つ人を見つけます。ソースオーディエンスに含まれる人は類似オーディエンスから除外されます。ただし、ピクセルをソースオーディエンスにする場合を除きます。
顧客生涯価値を含むバリューベースのソースは、最も価値の高い既存の顧客に似た人の類似オーディエンスを作成するのに役立ちます。
ターゲット国の全利用者数の1~10%の範囲で選択できます。1%にすると、ソースオーディエンスとの類似度が最も高くなります。ソースに対する類似度が異なる複数の類似オーディエンスを同時に作成できます。
Tahrrishaの例では、Little Lemonのウェブサイトにアクセスした人を類似オーディエンスのソースとして使っています。また、ソースオーディエンスとの類似度が最も高いオーディエンスにリーチするため、1%を選択しています。こうすることで、デリバリーサービスを現在利用している顧客と一致する特徴を持つ人に広告を表示し、より多くの潜在顧客にリーチできます。
類似オーディエンスの規模は、作成中に選択できます。一般的に、オーディエンスの規模が小さいほど、ソースオーディエンスと一致しやすくなります。オーディエンスの規模が大きいほど潜在リーチが増え、類似オーディエンスとソースオーディエンスの類似度は下がります。ソースオーディエンスは1,000~50,000人にするのがおすすめです。ソースの質も重要です。例えば、顧客全員をソースオーディエンスに設定するよりも、優良顧客でソースを構成するほうが、よい結果を得られる可能性が高まります。
新規オーディエンス、カスタムオーディエンス、類似オーディエンスを使用すると、広告で新規顧客を見つけたり既存の顧客に再リーチしたりできます。次のレッスンでは、今後のキャンペーンのオーディエンスを作成するためのアドバイスを紹介します。
新規オーディエンス、カスタムオーディエンス、類似オーディエンスを作成すると、既存の顧客を広告のターゲットに設定したり新規顧客を見つけたりできます。